いつでも
「娘」として
帰れる家がある
昨日、夕飯は
鯛のお刺身でした。
お父さんが、
売り出しの広告を朝見て
鯛一匹をスーパーで購入。
で、夜
出刃包丁で、お父さんが
さばいてくれたのです。
お父さんは気ぜわしく
がざつだけど
台所に立つのが昔から好きで
美味しい揚げたてドーナツとかも
いびつな形だけど
私が小さい頃から
作ってくれてました。
小学生の頃
近所でスイミング習ってて
スイミングスクールが
終わった後
泳ぐと
実加がお腹がすいてるだろうからと
おいしいドーナツを
用意してくれてたのです。
ドーナツだけど
丸い形ではなく
お父さんのドーナツは
棒状で
クネクネ曲がってってて
お父さんが
ボールに小麦粉を
コネコネと混ぜてる姿をみて
私はその頃から
「お父さんコネコネ作って～♡」
とリクエストしてたものでした。
お味噌汁に入ってる
里いもが
私、小さい頃大好物で
私の横に座ってたお父さんは
自分のお味噌汁に入ってる里いもを
私のご飯の上に
「みか、これも食べろ」を
置いてくれるのでした。
栗ご飯の栗もそう。
大きな栗を
私のお茶碗に
いつも「これも食べろ」と
置いてくれました。
そんなお父さんが
昨日、自分のお刺身を
3切れ
「お父さんはもういいから、実加これ食べろ」と私にくれるのです。
卒婚して
モロッコに
突然 旅立った娘
モロッコから
突然 帰ってきた娘
わけわからない娘だけど
あたたかく
いつでも
お父さんと
お母さんは
私を迎えてくれる。。。
幸せだな～と思いました。
両親に感謝です♡
朝いつも皆、５時半に起きて
朝ごはん作ったり
洗濯したり
そして、6時半になったら
ラジオの音を大きくして
NHKラジオ体操
を皆でしてます。
ラジオ体操が出来た日には、
お母さんはカレンダーに
〇印をつけてます
私は、夕方40分位
近所を大股で早歩きで
散歩がてら運動してます。
田舎の景色が
心と身体を癒してくれます
家の中に
話相手がいるって
とても幸せな事
モロッコのシャウエンで住んでた頃は
1人暮らしだったので
いつもYOUTUBEの
音楽を流してました。
1人で料理して
1人で食べた
だから、
こうやって、
普通に家の中に
話相手がいる環境が
幸せなんだなと
身に染みて感じるのです。
例えば
モロッコでロックダウンの時
4日間、家の中にいて
食料も買い込んでるでしょ。
そうすると
私、人間と4日間話してない
私
言葉忘れるんじゃないか
と思ったほどです。
実家で
お母さんと話して
お母さんがクスクス笑う
私も笑う
そんな日常が
幸せだと思います。
本当は
私が両親をお世話しないといけないのに
未だに「お世話してもらって」ます。
いつまでも
「娘」の私。
昔から優しいお母さんは
「モロッコにまた実加ちゃん行くの？
さみしくなるな～」
「はやく、また日本に帰っておいで」
と、言います。
例えば
私に兄弟がいて、
「お嫁さん」が
一緒にこの家に住んでたら
ここまで
私は「娘」の立場で
リラックスして
両親と実家で過ごせてなかったと
そんなことを思ってる
今日この頃です。
(*^-^*)
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